8月15日の状態。   SmartMax  GreatRayを使えば無造作に「完全無農薬ショウガ」が作れる!

    東北、北海道では・・・ほとんど「ショウガ」の栽培が行なわれない。
    8月の猛暑で・・・生育スピードが増してグングン・・・増殖。熱帯植物である。
    だから一度畑に病害菌が生息すれば短期間で畑全面に菌は蔓延する。

    これを防止するには、自生地の地表生態系を畑に構築するよりない。
    絶対王者菌の「木材腐朽菌」の力を借りること。

   木材腐朽菌にはナメコ、シイタケ、マイタケなど学名が付いているキノコ約7000種。
   世界中には担子菌のキノコ約70000種があると思われている。
   子嚢菌を含めると・・・約30万種とも。
   木材腐朽菌なら・・・どんな菌でも「絶対王者菌」になれるものではない。
   この膨大な菌属の中の極一部の菌が具備している能力である。
   おそらく・・・MOG-A1菌のような菌が見つかる確率は・・・世界中を探しても・・・・砂浜で真珠を見つけるようなもの。
    

 土寄せして高畝にするが・・・・この溝の中を豪雨の水が流れると・・・
 ピシューム菌は畑全体を占有支配する菌になる。

 この土寄せした土にMOG-A1菌が生息すれば、
 ピシューム菌は「休眠」する。
 このジンジャーの枯れた茎葉が木材腐朽菌のエサになるのが
 自生地の生態系である。
 炭素の再生循環で・・・ジンジャー科植物は生きている。
 熱帯雨林の林床の枯れ落ち葉の炭素循環の中で群落して、
 木材腐朽菌を利用してエリア土壌改良して生きる多年草植物。
 これを削除無視すると・・・ピシューム菌が侵入してくる。
 バナナも同じ・・・。

 2018年7月29日。

    連日の猛暑でも朝夕二回の灌水で・・・急速に生育。
    やはりショウガは熱帯植物である。

    この特性にピシューム菌は順応した。
    スコールの雨水の中を泳げる「遊走子」を作成して・・・・
    生息範囲を拡大する戦略。

    だから、人間は「高畝」で雨水が溜まらないようにすることを考えた。
    別な作物との輪作もやり・・・ピシュームの生存年月・・・・エサを遮断する。
    こういうことでも・・・根絶できない。
    「休眠」する胞子を造って生き延びようとする。

    化学農薬も、エサ遮断も「殺菌」の思考である。
    殺菌ではなく・・・木材腐朽菌を用いて「不活性」「休眠」させ続けさせれば、
    病気は発生しない・・・。
    これまで、こういう絶対王者菌を見つけることを怠ってきた!
    コッホの・・・病害菌殺菌が・・・・植物病理学にも強力に反映している。

 ベトナムの国立公園への道端に自生していた・・・
  ショウガと近縁の植物。

 
  ショウガの正確な自生地は現在では不明になっているが、
  必ず・・・こういう枯れた茎葉になって地面に横たわる。
  この枯れた茎葉のリグニン、セルロースを分解出来る菌。
  それだ木材腐朽菌である。

  この菌が生息しなければ、この枯れた茎葉は堆積したままになり、
  地表は枯れた茎葉がうず高く堆積することになる。
  
  木材腐朽菌が枯れた茎葉を分解する自然の地表には、
  多様な「多年草植物」が自生するが、そこには「連作障害」などない。起こらない!
   ショウガの自生地というのは、この枯れた茎葉と木材腐朽菌が、
  永年かかって地表を改良してきたのである。

  これを無視、削除して、畑にいきなり塊根を他所から持ってきて植えるのが、
  農業のショウガ栽培である。
  この畑に・・・何が何だか分からない有機物を施与するれば、
  木材腐朽菌が生息しないから・・・病害菌が繁殖して「連作」出来ない
  土壌になる。

  人間が作った堆肥、有機物には、何がなんだかわからない菌が
  生息するようになるが、この得体のしれない菌が活性しても、
  ショウガが喜ぶ土壌にはならない。
  ショウガが喜ぶ土壌というのは、自身の枯れた茎葉を分解出来る
  木材腐朽菌が支配する土壌である。
  ショウガは自身の枯れた茎葉を原料にした「炭素循環」で永年生き続ける
  「多年草植物」である。
  この炭素循環は「細菌」が行なうものではなく、木材腐朽菌が主役の
  システムである。地表で行われている法則である。
  

  
  
ショウガは熱帯植物である。
バナナと生態は似ている。

 日本では・・・無霜地帯の高知、静岡、千葉県が産地になっている。
 これを山形で栽培試験するのは相当・・芽出しが遅れる。

 5月に・・・第一報のように植え付けて、発芽したのが約6月20日前後。
 この写真が7月17日の状態。

 ショウガの茎は・・・葉鞘が重なって出来ている。バナナも、ミョウガも同じ。
 この形態に侵入する「病害菌」いる。
 土壌病害菌である。
 ショウガは連作障害が出る。
 この障害とは土壌病害菌が原因である。
 豪雨・・・。
 隣接する株に次々に伝染し、翌年同じ畑に植えれば・・・全滅。

 根茎腐敗病
  ピシューム菌
    水の中を泳げる。
    種子(種いも)伝染
    卵胞子の耐性で、長期間土壌中で生き続ける。

  地表から5㎝エリアに生息する好気性菌 糸状菌である。


 〇 MOG-A1菌SmartMax  GreatRay溶液に種いもを浸漬することで、
   ピシューム菌を「休眠」させることが出来る。
 〇 上記溶液を土壌灌注することで、土壌内に生息する菌を休眠させる。
 〇 上記溶液を葉面散布 (茎葉)し、株元にも噴霧することで、
    地表にMOG-A1菌を生息させることで、地際に病原菌の侵入を防止する。


   MOG-A1菌、SmartMax  GreatRayで、根茎腐敗病を防止できる。
   黄色マークのエリア・・・地表から深さ5㎝のエリアにMOG-A1菌を生息
   繁殖させると、ピシューム菌は休眠し繁殖できない。



  ショウガは多年草植物である。
  同じ場所で永年生き続ける植物である。
  だから、自生地では株元のエリアに病害菌が生息、繁殖できないシステムが構築されている。
  ショウガの葉は「離層」を具備しない。
  群生した茎葉は、そのまま倒伏して、この枯れた茎葉は木材腐朽菌によって分解され、
  翌年の養分になる。
  これは、ミョウガも同じ。
  ショウガの自生エリの地表は木材腐朽菌が占有支配している。
  これを削除無視すると・・・必ず病気が発生し、連作できない土壌になる!
  
  多年草のショウガ。
  これを作物として畑栽培すると、多年生植物を秋に掘りあげることになる。
  木材腐朽菌が行なう炭素循環が無い。
  ここにピシューム菌が千載一隅のチャンスとして侵入した。
  多収穫を狙って窒素を多量に含む堆肥を施与するから、ピシュームにとっては・・・
  最適な環境条件である。

  ショウガの芽出しは葉鞘に包んで・・・地上に出てくる。
  この時をピシューム菌は狙っている。
  菌が繁殖するに充分な土壌温度になっている!
  

  MOG-A1菌はピシューム菌より低温で繁殖を開始してエリアを占有する!
  この低温活性繁殖がエリアを占有支配する絶対の条件である。
  遅れて目覚めたピシューム菌は繁殖不可能になる。
  MOG-A1菌、SmartMax  GreatRayを使用すれば「完全無農薬栽培」は可能である。
  更にピシューム菌による「連作障害」は発生しない。
  多年草植物の生態系を畑に再現できるからである。
  有機栽培の有機物である「堆肥」「「畜産排泄物有機」と、
  自然の多年草植物が自ら作る「枯れ落ち葉」「植物死骸」の「有機物」とは全然異なる「有機物」である。
  何が違うかというと・・・生息する菌種が全然別物。
  自然の多年草が作る自身の枯れ葉に棲む菌はリグニン、セルロースを分解出来る・・・
  地球唯一の「木材腐朽菌」である。
  枯れ落ち葉は地表に堆積する。
  だから地表に生息する「好気性菌」である。
  土壌微生物ではなく・・・地表微生物である。細菌ではく・・・糸状菌。
  
   堆肥を与えると多様な微生物が生息するようになるという。
   この多様な微生物は土壌微生物で・・・地表微生物ではない。
   糸状菌ではなく「細菌」である。
   この土壌中に生息する微生物を活性化させても、地表に生息するピシューム菌には・・・
   ほとんど関係がない・・・。
   放線菌もbacillus菌も・・・細菌。
   地表が乾燥するれば、このエリアの細菌は・・・さっさと「休眠」してしまう。
   放線菌、bacillus菌にとっても地球の自然というのは「過酷」な悪環境なのである。
   したがって、有機栽培では・・・放線菌を「救世主」のように考えて、
   糸状菌を食べるように記述されているが・・・
   細菌は胞子繁殖と異なって、細胞分裂で増殖するから・・・・
   エリア支配、占有スピードに大きな能力差がある。
   だから、放線菌は抗生物質を出してエリアを確保する・・・脆弱な菌である。
   木材腐朽菌菌糸は・・枝を伸ばすように、エサと水分と温度があれば・・・どこまでも、
   何処までも伸びる・・・地球で最も強大な「生物」である。
   

   堆肥施与で繁殖する土壌微生物では病害菌を・・・常時抑止することはできない。
   細菌の活性で植物の体内免疫力で・・・病害菌を抑止するという術も考えられているが、
   効果が見られたという実例はほとんどない・・・有機農法の壁である。
   逆に、ケイ酸の吸収できない「毛根」のため、逆に植物組織は脆弱で・・・・、
   病害菌は常時空中から繁殖を狙っているからである。
   土壌に棲む菌社会は熾烈な勢力拡大戦争に明け暮れている。
   エリア拡大のために移動、動くものは全て利用する。
   空気、風、水、流水、農機具、人・・・自動車、動物・・。
   畑の作業というのは、人間よる病害菌の拡散である・・・。
   耕うん作業、播種作業、除草、誘引、灌水、収穫、収穫後の茎葉除去・・・・
   そこに全部病害菌が潜んでいるからである。
   集中豪雨が降れば、畝間に雨水が流れる・・・それを利用して泳いでエリアを拡大する。
   これを農薬、熱による殺菌で根絶できない・・・のは当たり前のこと。
   土壌での菌社会、生活の実態を見た人は・・・誰もいないからである。
   人間がこれまで見てきた菌の姿は、研究室の培養基上の生態、姿である。
   
   多年草植物の自生地の土壌は、植物と菌が永年かかって・・・改良してきたもの。
   これを畑に再現することはこれまでできなかった。
   ようやくSmartMax  GreatRayで出来るようになった・・・ということである。
   木材腐朽菌が絶対王者として地表を支配する生態系である。
   自然界は「完全無農薬」の世界である。
   SmartMax  GreatRayでなぜショウガの自生地を人為的に畑に再現可能なのか??? 
   それは、SmartMax  GreatRayに「植物セルロース」「グルコース」添加したことにより、
   木材腐朽菌の「エサ」を容易に与えることが出来たからである。
   木材腐朽菌はこれを食べ、エネンルギー源であるブドウ糖を作り、
   超速で繁殖しエリアを支配する!
   この繁殖スピードに細胞分裂で増殖する「細菌」には勝ち目はない。
   
   動物の病原菌のほとんどは「細菌」である。
   植物のほとんどの病原菌は「糸状菌」である。
   この違いは・・・どこから来ているのか???
   動物の組織、体内の湿度、温度、養分・・・環境が生存、増殖が細菌にとって整っているが、
   畑、地表は・・・環境変化が激しく・・・細菌は休眠しなければならなくなる。
   こういう環境で生きられるのは「糸状菌」である。
   糸状菌なら・・・茎葉の組織を溶かして侵入出来る!
   細菌は茎葉のクチクラ層を溶かして細胞に侵入出来ない。
   細菌は「孔」から体内に侵入しなけrばならない。
   こういう弱点が細菌にはある。
   動物の体内と土壌では・・・・大きく環境が異なり、病害菌も動物と植物に住み分けしている。
   「好気性菌」と「嫌気性菌」での住み分けもある。

   そういう菌社会の中で、3億年の長い期間、地表を支配してきた菌は、
   枯れ葉のリグニンを分解出来るという「超能力」を具備した「木材腐朽菌」である。
   他の菌は、この能力を持たないため、地球の地表を優占支配出来ない。
   地方でのゲリラ、テロ活動みたいなものである。
   畑というのは地球から見れば・・・人間が開墾した「地方」である。
   人間と共生して生きる道を選んだのが「病原菌」である。
   病原菌というのは菌の全体から見ればごく一部の少数派の菌であり、地表から見れば「新参者」
   作物という特定の「宿主」が畑に栽植されないと生きられない菌である。
   作物というのは人間が、人間に都合が良い部分を強調して改造したもの。
   野性の・・生き続ける大切な部分など・・・カンケイという思想の下で作られたもの。
   この人間の偏狭の科学???の盲点をついて進化した菌である。
   連作障害を起こす菌は・・・現代の農業と共生して生きる菌である。
   こういう菌が畑では「優占支配菌」として君臨している。
   これを「下剋上」して健全な畑にするには・・・畑に野生の自然の「菌社会」を・・・・
   人間の手で・・・畑に構築すればよいことである。
   MOG-A1菌のSmartMax  GreatRayは、簡単に・・・自生地再現できる革命的な・・・
   自生地生態系再現活性剤である。


   
  
 
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MOG-A1菌 SmartMax  GreatRay溶液によるショウガ完全無農薬栽培

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